観光庁という聞きなれない言葉・・・
実は、2008年10月1日に発足した組織で、国土交通省の外局として設置されました。(外局とは、特殊性の高い専門的な業務の場合、部署ではなく、独立させて設置させるための組織です)
過去の日本は、観光に力を入れてきませんでした。それは、経常黒字が大かったためです。観光の分野でも収支が黒字になると、他の国から何を言われるかわかりません・・・
そこで、この分野は見てみぬ振りをしてきたのです。
現在の日本は観光赤字国です。2006年の観光白書によると、日本人が海外で使ったお金から、海外の人が日本で使ったお金を差し引くと、184億ドルの赤字になるのです。
この数字は32か国中ワースト3に当てはまります。
そこで、魅力的な観光地の支援や、観光人材の育成などを推進するために観光庁が設置されたのです。
観光庁は具体的な目標を掲げています。
それは、2010年までに訪日外国人を1000万人来てもらう計画です。(2007年時点での訪日観光客は約800万人 ちなみに、日本人の海外旅行客は約1700万人です)
観光庁は目標達成のために、海外に出向き日本をアピールするためのキャンペーンなどを行っています。
国連世界観光機関によると、世界の国際観光収入と国際旅客運賃収入の合計金額が一兆四千億ドルになるそうです。この市場を制覇した国が、今後の経済を優位に進めるといっても過言ではありません。
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