アメリカの金利は、中央銀行であるFRBが定期的に開く委員会「FOMC」で決められます。中央銀行と金融機関との間の金利を決める「公定歩合」 そして、金融機関同士の目標金利を決める「FF金利」はFOMCで決められます。
ちなみに
金融機関が中央銀行からお金を借りる金利「公定歩合」は、今日では意味をなさないものとなっています。それは、緊急時の場合を除き、平時は中央銀行からお金を借りないからです。(インターバンク市場から資金を融通しています)
「金融機関同士の取引である「
インターバンク市場」で決められている金利と、FOMCが決めた「FF金利」はほぼ同じ水準になるのが一般的でした。
しかし、サブプライムローンの問題が発生し、2008年3月にはアメリカの大手証券会社「ベアースターンズ」が破綻します。
その結果、信用不安からインターバンク市場の役割が果たせなくなりました。「お金を貸しても、金融機関が倒産し返ってこないのではないか?」との疑心暗鬼が生まれたのです。(インターバンク市場の金利が上がります)
そこで、中央銀行が「緊急事態」と判断し、金融機関に大量に資金の注入を行ったのです。お金の流れが止まってしまうと、経済に悪影響が及ぶからです。
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