2008年7月8日更新 記者 おとなっち


ジャスラックとはどんな組織ですか?

JASRAC(日本音楽著作権協会)とは「作詞」・「作曲」等の著作物を管理する団体です。「作詞」や「作曲」は著作物にあたりますので、勝手に使用してはいけない事になっています。

「ネット上で自分のサイトに音楽を流したい!」・「ライブで”ミスチル”の曲を歌いたい!」・「テレビで浜崎あゆみのメロディーを使いたい」等の場合、著作者の許可を得なければいけないことになっています。

著作者は使用許可の判断をするのに手間や人件費がかかるので、外部に委託したほうが楽だと判断!JASRAC等の著作権を管理する団体に曲を預けているケースが多いのです。。

著作者は何もしなくても勝手に著作権料が入ってきますので、楽ちん~♪

2008年4月、公正取引委員会がJASRACに対し、独占禁止法に抵触する疑いがあるとして、立ち入り検査をしました。これは放送業界とJASRACとの契約内容に問題があると判断したからです。

JASRACは「施設の大きさ」や「お客さんの人数」・または「曲数」などに対して課金する仕組みを取っています。しかし、テレビやラジオ局に対しての契約は少し違うようです。

「いくらでもJASRACが管理している曲を使ってもいいですよ~。そのかわり、事業所の売り上げの1.5パーセントを徴収させてもらいますよ」というのが契約内容です。

この契約のため、他の著作権管理会社がいくら安い料金を提示しても、「JASRAC」は使い放題だから結構です!ということになってしまいます。今回の立ち入り検査の背景は、シェアの99パーセントを占めているJASRACに対し、真っ当な競争が出来ないと判断したようです。


参考資料
社団法人日本音楽著作権協会